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近視は治せるの?近視治療方法のあれこれ(1)
『近視』は増加傾向にあり小中学生ではその割合が年々高まっています。
最近では二十歳を過ぎてから仕事や環境など目の酷使により近視になったり、度数が進むことも多くなっています。
今や現代病とも言える近視ですが、
日本では実績を上げているようです。
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※仮性近視は…
偽近視や調節緊張性近視とも呼ばれ、一時的に調節能力が失われ視力が低下する状態です。
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仮性近視や近視初期の状態では、
ピント合わせをしている目の周りの筋肉が一時的に凝り固まり、
ピント調整できない状態になっています。
目の周りの筋肉に働き、筋肉を弛緩させて遠方を見ているのと同じ状態にします。
読書やパソコン作業といった手元を見続けた時に起こる「調節緊張」を解き、本来の調節機能を取り戻そうというものです。
調節麻痺剤(ミドリンM)は、小さなお子さまの視力測定時に使用したり、
眼精疲労の治療のためにも処方されることがあります。
点眼薬による『近視』治療方法まとめ
【治療に適した近視の度合い】
仮性近視や初期軽度の近視に効果的。
【治療に適した年齢】
子供から中高年層まで。高齢者を除く。
【治療の手間・労力】
自宅で就寝前に点眼する。眼科医の指導により数ヶ月続ける。
【治療リスク】
眼圧が上がる副作用があるため、眼科医による検査と指示をうける。
【治療費】
健康保険適応。点眼薬1本あたり数百円以内。
【治療法の実績】
主に仮性近視の治療に処方され、実績を上げている。
調節麻痺剤(ミドリンM)は眼精疲労の治療のためにも処方されることがあります。
如何だったでしょうか。ここまで点眼薬による治療方法についてご説明してきました。
ただ、香港ではこの治療を眼科医が積極的に行っているという話はあまり聞きません。検査で近視と判断されれば「メガネを使って下さい」ということになるようです。
もともと仮性近視という考えが日本でも眼科医一人ひとりで異なっていて
「どこまでが仮性近視で、ごこからが本当の近視」とハッキリは区別できないのです。
ましてや海外では仮性近視自体を否定する眼科医もいますので難しい話となります。
点眼薬による治療が正解というわけではなく、眼科医は総合的に目の状態を判断してその時点で最善の処方をしていると理解してください。
次回は『レーシック手術』による治療法についてご説明いたします。
タグ : 近視治療点眼薬ミドリンM仮性近視香港調節麻痺剤調節緊張
2018-08-08 │
目について │
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