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『近視』は治せるの?近視治療のあれこれ(2)
前回から引き続き近視治療のご紹介です。
今回は「レーシック手術」による治療法になります。
レーシック手術は、米プロゴルファーのタイガー・ウッズや、サッカー日本代表の本田圭佑選手など名だたるアスリートが手術を受け一気に知名度が上がりました。日本では厚生労働省がレーシック手術を認可した平成12年頃から急速に普及し、平成20年には年間45万件の手術が報告されています。
レーシック(LASIK)手術とは
※屈折異常についてはこちらをごらんください。
その特徴は以下の通りです。
【治療に適した近視の度合い】
強度の近視、高齢者の老眼、眼性疾患や内科的疾患のある人は適さない。
角膜の形状や状態により、適さない場合がある。
【治療に適した年齢】
20才以上。成長期の未成年、高齢者は適さない。
【治療の手間・労力】
手術は数十分以内に終了。翌日から矯正器具は不要。
【治療リスク】
医療技術によるトラブル、医療機器によるトラブル、手術の合併症など。
【治療費】
健康保険適応できないので検査・治療は実費負担。医院により治療費は大幅に異なるが、両眼で40~50万円位。
【治療法の実績】
米国では2000年以降、毎年100万件以上の施術が行われて広く普及している。
日本でも近年多くの人が手術を受けています。
ネットや雑誌でもレーシック手術を行う眼科病院の広告はたくさん出ていますので一度は見た事があるのではないでしょうか。今では眼科が行う一つの手術として確立されています。
ただし角膜は一度削ったら元には戻りません。全ての患者さんの手術がうまくいっているわけでもなく、術後に何らかの症状がある患者さまも少なくありません。
広告に謳われているような良いことばかりではありませんので、レーシック手術を考えている人は、メリット・デメリットをしっかりと把握して信頼のおける医療機関を選ぶことが大切です。
受診したその日に手術をすすめる医療機関はやめた方がいいでしょう。
また、医師が説明し分からないことはきちんと答えてくれるかも大切なポイントです。
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タグ : 近視近視治療レーシック手術屈折異常遠視乱視エキシマレーザー
2018-08-09 │
目について │
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