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『近視』は治せるの?近視治療のあれこれ(3)
寝ている間に『近視』が治る!?
アメリカ、ヨーロッパ、アジアを中心に世界各国で、その安全性、有効性が認められていて、
日本では2009年に厚生労働省から承認されています。
矯正用コンタクトは一般のハードコンタクトと同じ取扱でOKで、
日中はメガネ・コンタクトレンズなしで生活できるので、運動など裸眼で楽しむことができます。
レーシックのような手術ではないため治療に対する抵抗感は低いと言えますが、
矯正用コンタクトレンズの装用を中止すると目は元に戻ってしまいます。
特徴は以下の通りです。
【治療に適した近視の度合い】
【治療に適した年齢】
新陳代謝が盛んでやわらかい角膜を持つ子供。年齢が若いほど効果が出やすい。高齢者は適さない。
【治療の手間・労力】
就寝時に特殊なコンタクトレンズを装用し、昼間は裸眼ですごせる。
レンズは異物感があり、効果が出て安定するまでに数日~数週間かかる。定期検診が1年位必要。
【治療リスク】
角膜のトラブル、炎症、充血などの合併症。
【治療費】
健康保険適応できないので検査・治療は実費負担。両眼で初年度は20万円程度、次年度からは4万円程度。
【治療法の実績】
米国で1960年代から研究され、90年代にレンズの改良が進み、1998年には米国FDAから1週間連続装用の承認が下りる。
2002年から世界的レベルの学会も開催されるようになり、日本でも施術が行われるようになる。
寝ている間に矯正してくれて日中は裸眼での生活ができるオルソケラトロジーですが、
角膜の矯正ができるのはコンタクトが触れている面のみですので、
暗い所や夜間では瞳が大きく開くため角膜の矯正されていない部分の影響で、光が滲んだりブレたりする場合もあるようです。
《こちらの記事もおすすめです。》
第1回 『近視』は治せるの?近視治療のあれこれ(1)
第2回 『近視』は治せるの?近視治療のあれこれ(2)
タグ : オルソケラトロジー近視コンタクトレンズハードコンタクト近視矯正
2018-08-10 │
目について │
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