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もう困らない!香港での視力検査
よくお客さまから
日本式で言うといくつですか?」
という質問を受けます。
日本で視力検査を受けると”1.0”とか”0.7”とか言われるのに
香港では”400”?”300”?
確かにこんな事言われてもよくわからないですよね。
そう、あの輪っかの切れているやつですね。
国や地域によって使われる視力検査表は異なり、
ところでスネレン指標の検査表を見ると
”20/20"とか"20/40"など見慣れない数字が書かれていますね。
そう、これが日本で言う"1.0"とか"0.7"を表す視力になっています。
では"20/20"は日本の視力で言う所の"1.0"になります。
20/200 = 0.1
20/50 = 0.4
20/25 = 0.8
となり 20÷50=0.4 とわり算してあげればいいだけです。
ちなみに"20/20"はアメリカ式、"6/6"はヨーロッパ式です。
香港の病院で視力検査を受けて視力表がこのような表記になっていれば
割り算してあげると日本の視力に換算できますので覚えておいてください。
香港のメガネ屋さんが言ってるのは…
あれ?でもどこにも"400"とか”200”なんて数字でてきませんねぇ~。
じゃあ香港のメガネ屋さんが言ってる数字ってなんの数字なんでしょう。
実は日本では視力というのが全ての基準になっていて
「免許の更新には視力0.7 ないとダメ」
「採用には視力1.0以上が必要です」
とか一般的に社会で使われ理解できるようになっています。
ところが香港では視力よりも近視や乱視の度数というのを基準にしています。
香港の病院で処方箋には
SPHERICAL CYLINDRICAL AXIS
-2.00 -1.00 180
-3.00 -0.50 170
このように書かれていることが多いと思いますが
これはメガネを作るために必要な度数を明記しているのです。(視力ではありません)
この表記は日本でも同じです。
SPHERICAL = 球面レンズ 近視・遠視の度数を表します
数字の前に”ー”が付いていると近視を表します。上の処方箋の場合は-2.00の近視という意味
”+”が付いている場合は遠視を表しています。
CYLINDRICA = 円柱レンズ 乱視度数を表します
AXIS = 円柱軸 乱視の角度を表します
香港のメガネ屋さんが言ってるのは、
この近視や乱視の度数の事を言っているのです。上記処方箋の例でいうと、
「あなたの近視は200度で乱視は100度、乱視の角度は180です」
ということを説明してくれているのです。
視力による説明に慣れている日本人にとっては”?”になりますが、
香港のお客さんは視力よりも度数の方に馴染みがあるため
お客さんが分かりやすいように説明してくれるのです。
(私も香港人のお客さんにはこのように説明しています)
このようなところにもお国柄の違いがあり面白いですよね。
如何でしょうか。香港での視力検査についてお分かりいただけましたか。
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2018-08-21 │
眼鏡について │
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